これからの季節、ギックリ腰に注意|津市の整体院せせらぎ

10月も終わりに近づき、朝晩も肌寒い日が多くなりました。
これからの季節は「ギックリ腰」が多くなります。

この記事では、

  • なぜこれからの季節にギックリ腰が増えるのか
  • ギックリ腰を予防するには
  • ギックリ腰になってしまった時の対処法

などをお伝えさせていただきます。
毎年この時期になるとギックリ腰になってしまう方は、この記事を参考にしてみてください。

目次

そもそも「ギックリ腰」とは?

ギックリ腰とは、突然発症し、動けなくなるほどの強い痛みを伴う腰痛の総称です。
欧米ではその激しさから「魔女の一撃」とも呼ばれます。

特定の病名がつかない「非特異的腰痛」に分類されることがほとんどですが、主に以下のような腰の組織の損傷や炎症が原因と考えられています。

  • 筋肉や筋膜の損傷・炎症(筋筋膜性腰痛)
  • 椎間関節(背骨の関節)の捻挫や炎症(椎間関節性腰痛)
  • 椎間板(背骨のクッション)の損傷や炎症(椎間板性腰痛)
  • 仙腸関節(骨盤の関節)の捻挫や炎症(仙腸関節性腰痛)

ギックリ腰になった瞬間の痛みの感じ方には個人差があり

  • 足の力が一気に抜ける
  • 腰や背中に電気が走る
  • ビキッとなってから痛みが走る

などが、当院に来られる方がよく言われているギックリ腰になった瞬間の痛みの感じ方です。

その後は持続して強烈な痛みがあるのが特徴で、
「一瞬痛かったけど、すぐに治った」は、ギックリ腰ではない可能性が高いです。
3日~1週間は予断を許さない状況の事がほとんどです。

この時期特有の原因とは?

ギックリ腰の原因は様々ありますが、この時期特有の原因として多いのは「足首~スネが冷えてる事」が考えられます。

スネ~足首が冷えると「腰から足にかけての筋肉」が硬くなり、ちょっとの動作で骨盤にロックがかかりやすくなります。
骨盤にロックがかかると動きに制限がかかり、腰周囲の筋肉を無理に動かさないといけなくなります。
それに身体が耐えられなくなった時に「ギックリ腰」が発症しやすくなります。
※あくまでも個人の見解です

ギックリ腰が多い時間帯は?

ギックリ腰は「圧倒的に午前中」に多いです。

  • 朝、ズボンや靴下を履こうとした時
  • 顔を洗って顔を上げた時
  • ゴミを出そうと持った時

こんな時が多いです。
「気をつけてない時」に起こりやすいので、気をつけてください。

普段何気なくやっている事でギックリ腰は起こります。
案外重い物を持つ時の方が、ギックリ腰は少なかったりするんですよ。

ギックリ腰にならないためには?(予防法)

ギックリ腰の予防法

ギックリ腰になる原因は様々あり、全てを予防する事は難しいですが、比較的予防法として取り入れやすいのは

  • ウォーキング
  • 下半身のストレッチ
  • 足首~スネを冷やさない(靴下やレッグウォーマー)
  • 整体で身体を整える

このあたりかなと思います。
それぞれ解説していきますね。

ウォーキング

ウォーキング(歩く)というのはとても効果的です。
歩く事で骨盤の動きが良くなり、ギックリ腰の予防にもなりますし、慢性的な腰痛の改善にもつながります。

1回につき40分は歩くのが理想的ですが、運動習慣のない方は10分程度から始めてみましょう。
慣れてきたら徐々に時間を伸ばしていき、最終的に40分を休憩無しで歩けるようにしましょう。

歩幅や腕の振り方はそこまで意識しなくても大丈夫です。
ご自身のペースで歩いてください。

下半身のストレッチ

お尻や太もも、ふくらはぎのストレッチもギックリ腰予防にもなりますし、慢性的な腰痛の予防・改善にもつながります。
無理にストレッチすると、逆に痛めてしまう事があるので無理のない範囲でストレッチしてみてください。

やり方はネットやYouTubeでたくさんあると思いますので、ご自身が取り入れやすいストレッチをやってみてください。

足首~スネを冷やさない

足首~スネが冷えていると下半身の筋肉が硬くなってしまいます。
本来、物を持ったりする時の負担は腰から足に分散していくのですが、下半身の筋肉が硬いと負担が腰から足に分散せずに「腰のみ」にかかります。
そうすると、腰の筋肉が悲鳴を上げやすくなるのでぎっくり腰の確率が高まります。

足首~スネが冷えないように、レッグウォーマーや長めの靴下を履くようにしてください。

整体で身体を整える

身体のバランスが悪くてもぎっくり腰になりやすくなります。
整体は痛みや不調が無くても受けてOKですので、予防のためにも身体を整えておきましょう。

これらの予防法で「絶対にギックリ腰にならない」というわけではありません。
あくまでもリスクを下げる方法としてご紹介させていただきました。
これらの方法以外にも、普段の姿勢や運動習慣なども見直してみてください。

ギックリ腰になった時はどうする?(対処法)

やった方がいい事

万が一ギックリ腰になってしまった時は「徹底的に冷やす」事をやってください。

アイスノンでもいいですが、理想は氷で患部を冷やす事です。
湿布は炎症を抑える成分が入っていますが、冷やす事はしてくれないので湿布の上からも冷やしてください。

痛みがある時は大抵その付近は熱を持っています。
その熱を取る事はとても大切な事です。

また、ギックリになってしまった時は整体や鍼、接骨院などで身体を整えるといいでしょう。
ただし、電気治療だけの所や、ただマッサージをするだけの所ではギックリ腰の根本改善にはならない事がほとんどですので、注意してください。
筋肉だけでなく、一緒に骨格も調整してくれる所がオススメです。

やらない方がいい事

やらない方がいい事は「温める」事です。
炎症で熱が出ている所を温めると、余計に痛みが強くなる場合があります。
その為、ギックリ腰になって痛みが強いうちはお風呂は軽めにしてください。

あとは、コルセットを巻き続ける事や、横になり続ける事もやらない方がいい事です。

コルセットを巻かないと仕事や家事が出来ないような状況であれば仕方ありませんが、巻き続ける事で身体がコルセットに頼ってしまい治りが遅くなる事もあります。

また、痛みで動けず、ついつい寝たきりのような生活になる方もいらっしゃいますが、極力動いていた方が治りは早くなります。(無理のない範囲で)

まとめ

ギックリ腰は突然やってきます。
その後の対処法を間違えなければ、すんなり改善していく事が多いのですが、残念ながら慢性的な腰痛持ちになってしまう方や、定期的にギックリ腰になる方もいらっしゃいます。

普段からの予防や身体のメンテナンスをしっかり行いつつ、ギックリ腰になった時の対処法を間違えなければギックリに腰に怯える必要はなくなります。

三重県津市でギックリ腰の予防・改善を目指す方は津市にある整体院せせらぎにご連絡ください。

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